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サンクゼール、東証グロース市場へ新規上場

上場は2022年12月21日予定

ジャムやワインなど食品製造販売の株式会社サンクゼール(上水内郡飯綱町)は、11月17日グロース市場への新規上場が承認されたと発表。上場は12月21日の予定。
同社は独自ブランドの食料品を扱う専門店を全国に約150店舗展開。上場によりブランド認知度の向上や新規事業の開発、売り上げの増加を目指す。同社の発行済み株式は764万株で、上場に併せて新規に120万株を公募する。最低購入単位は100株。想定発行価格は1株1550円。調達資金額は16億9400万円を見込み、直営店舗の新規出店や改装、修繕のほか、子会社の工場設備の投資などに充てる。

株式会社サンクゼール

サンクゼールは、斑尾高原でペンションを営んでいた創業者の久世良三氏夫妻が1979(昭和54)年、ジャムの製造販売を始めたのがルーツ。82年に前身の斑尾高原農場(中野市)を設立し、88年に上水内郡三水村(現飯綱町)に移転。2005年、現社名に変更した。ジャムやパスタソースなど洋食材を中心とした「サンクゼール」、各地のこだわりの食品を集めた和の「久世福商店」、米国を中心に和食材のグローバル展開を目指す「KUZEFUKU&SONS(クゼフク・アンド・サンズ)」の三つのブランドを展開。大手食品卸や小売りへの卸販売も行い、自社サイトなどのEC販売にも力を入れる。  
「愛と喜びのある食卓をいつもまでも」のコーポレートスローガンのもと、お客様の声に基づいた商品企画、開発、品質改良及び販売強化に取り組む。

公式サイト:https://www.stcousair.co.jp/

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