転職支援

泊まり込みで農業手伝う国際的制度「WWOOF(ウーフ)」安曇野 外国人利用盛ん

画像 WWOOFジャパン公式サイトより転載

WWOOFジャパンは、農業などを手伝うかわりに宿泊場所や食事を提供する制度。
参加者は、WWOOFジャパンのウェブサイトを通し、日常では出会えなかった人と友達になり、その関係性を深め、オーガニック生活を学び、新しい知見を得て、価値観の多様性に触れ、自分を向上させていきます。家族のような気持ちで、何をしたら相手が喜んでくれるか、お互いが念頭に置きながら一緒に短い間生活します。
滞在は最短1週間で、1年間いた人や、何度も訪れる人もいる。
農業を学びたい人や日本文化を体験したい人、安曇野市への移住を考えている人など目的はさまざま。
ホストとウーファー(滞在者)に金銭のやりとりはなく、それぞれWWOOFジャパンに登録の為の年会費を払う。全国約300ヶ所、長野県内20カ所がホストに登録している。

ゲストハウス「安曇野地球宿」

2008年にホストに登録。一度に受け入れ可能な人数は2組4名。昨年は13名を受入れ、今年は7/25日時点で21名。18名が海外からで、米やブルーベリー栽培のほか、ゲストハウスの掃除なども手伝っている。
今月滞在したフランス人大学生のグレッグ・デュバルさん(21)「生活も体験でき、旅よりも中身がある」
ドイツから訪れた大学生のリー・チャンさん(23)は、有機米作りに興味をもち3週間滞在。「朝、夕、夜と山の景色が違ってとても美しい」と笑顔をみせた。

WWOOF JAPAN

経済発展のみに重きが置かれているような浮き沈みの激しい現代において、そんな中でも一人一人が幸せを感じながら過ごすことができる社会が形成されることを望み、WWOOF ジャパンは地道な活動を行っています。

大きく分けて8項目を柱として日本でWWOOF(ウーフ)を広げています。
(1)日本の農業、特に有機農業を元気に 
(2)人を大切にした社会づくり 
(3)食に関心を 
(4)環境に配慮した生活様式の推奨 
(5)都会と田舎の橋渡し 
(6)日本と外国とのつながりの深化 
(7)日本を再発見 
(8)多様な生き方の入り口

WWOOF JAPAN公式サイト
https://www.wwoofjapan.com/home/index.php?option=com_content&view=featured&Itemid=147&lang=jp

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