セイコーエプソン株式会社(長野県諏訪市)は、販売中の小型低消費電力PPGヘルスケアセンサー『E508M10』をより使いやすくする為、『Epson Wellness SDK』をアップデートし、提供開始した。今回のアップデートにより、手首以外のセンシングにも対応が可能となる。
近年の健康志向の高まりにより、手首に装着し脈拍などを計測できるスマートウォッチやフィットネスバンドが普及している。ただ、衛生業務従事者や工場勤務者などは、衛生上の問題や作業の妨げになることから手首への装着が困難であった。今回の改良で、頭部や上腕、胴体、足などでも容易に生体センシングや活動量計測が可能となる為、より多くの場面での活躍が期待できる。
Epson Wellness SDKの概要
- 機能
- 脈拍数計測
- PPI計測
- 静的血中酸素飽和度計測
- 睡眠の質計測
- ストレス計測
- 脈拍ゾーン判別
- 消費カロリー計測
- 歩数計測
- 行動判別計測
- 座りすぎ計測
詳細:セイコーエプソン株式会社 ニュースリリース https://corporate.epson/ja/news/2023/230425.html
セイコーエプソン株式会社:https://corporate.epson/ja/