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長野テクトロン、離床センサー製造販売のアサヒメディケア(東京)を子会社化

長野テクトロン製造のメンブレンスイッチ
長野テクトロン製造のメンブレンスイッチ (シートスイッチ) 同社サイトより転載

電子機器向け入力装置製造などの長野テクトロン株式会社(長野市)は2日、離床センサー製造販売の株式会社アサヒメディケア(東京)の全株式を取得し、12月に子会社化する。

アサヒメディケアはシート状などでベッドや車椅子の座面に敷き、患者や利用者が離れると看護師らにアラームで知らせるセンサーを手掛けている。全国の病院や介護施設に販路を持ちながらも、後継者が不在。長野テクトロンは「医療・介護のメディカル分野を重点的に伸ばしたい」(柳沢由英社長)と同分野でのM&Aに積極的で、事業を引き継ぐことにした。

両者は10月29日に株式の譲渡契約を締結。譲渡額は不明。長野テクトロンは本業でシート状の「メンブレンスイッチ」を製造しており、平らな離床センサーとの「技術的な相乗効果が見込める」(柳沢社長)として新製品開発も視野に入れる。

(参考・引用 信濃毎日新聞11月3日 経済信州発)

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