「自然共生サイト」は、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」として国が認定する区域のことだ。長野県内の認定サイトは2023年前期で2か所、2023年後期4か所の全6か所になる。

- シャトー・メルシャン 椀子ヴィンヤード
場所:上田市
申請者:キリンホールディングス株式会社(東京都中野区) - Workcation Place 花伝舎
場所:長野市
申請者:ミヤマ株式会社(長野県長野市) - 高瀬川中下流域 (愛称:高瀬川の生物多様性サイト)
場所:大町市、北安曇郡松川村、北安曇郡池田町、安曇野市
申請者:高瀬川を愛する会 - 東急リゾートタウン蓼科
場所:茅野市
申請者:東急不動産株式会社(東京都渋谷区) - シチズンマシナリー自然保護区域
場所:北佐久郡御代田町
申請者:シチズン時計株式会社(東京都西東京市) - サンクゼールの森
場所:上水内郡信濃町
申請者:株式会社サンクゼール(長野県飯綱町)
30by30(サーティー・バイ・サーティー)
2030年までに陸と海の30%以上を保全し、生物多様性の損失を止め、人と自然との結びつきを取り戻すための、新たな世界目標。カナダのモントリオールで行われるCOP15「ポスト2020生物多様性枠組」案の主要な目標として検討されている。これに先立ち、2021年6月英国でのG7サミットにおいて、コミュニケの付属文書として合意された「G7 2030年 自然協約(G7 2030 Nature Compact)」で、G7各国が自国での30by30目標を約束した。
具体的には、国立公園の新規指定、拡張、管理の質の向上を進め、企業有隣や里地里山などであるOECM (Other Effective area-based Conservation Measures「保護地域以外で生物多様性保全に資する地域」)を30by30に認定し、国際データベースに登録することで、その保全を促進していく。またこの認定により、企業価値の工場や、交流人口の増加を通じて、地域のs経済・社会・環境問題を同時解決できるよう活性化にもつなげていくものである。
生物多様性のための30by30アライアンス
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/