株式会社ミマキエンジニアリング（長野県東御市、以下ミマキエンジニアリング）は、初のDTFプリンタ「TxF150-75」およびDTF専用 熱転写顔料インク「PHT50」をの販売を4月より開始すると発表した。
従来の製品への大幅な改良を施した新製品
産業用大判インクジェットプリンタ等をはじめとする製品群でトップシェアを誇るミマキエンジニアリング、今回発表された「TxF150-75」はDTFプリントの転写シート作成に用いる最大印刷幅80cmのインクジェットプリンタであり、これまでのDTFプリンタの課題とされていた「インク吐出不良」や「白インクの詰まり」に対して改善を施した商品となっている。
DTFプリントとは、テキスタイル・アパレル業界、特にTシャツに代表されるウェアプリントであり、インクの層を熱プレスによってTシャツなどの生地に転写させることで印刷を行っている。代表的な手法であるシルクスクリーン印刷では版を用意する必要があるため、小ロットの生産に不向きであり、フルカラーでの印刷は手間と色の種類分の版作成が必要となっていたほか、転写に不要な部分を手作業で取り除く等の手作業が生じていた。
今回の製品はこれらに対する課題への解決策を示したものとなっており、販売は４月を予定されている。
株式会社ミマキエンジニアリング
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