ヤマウラ配食油を高純度再生燃料として活用する取り組みをグループ会社で年内始動

長野県南信地方16市町村の家庭や学校から出る廃食油（使用済み食用油）を、高純度な再生燃料にして地域で活用する取り組みが株式会社ヤマウラ（長野県駒ヶ根市）のグループ会社である廃棄物処理の株式会社イナック（同県宮田村）と灯油販売などを手掛ける株式会社サンポー（同県駒ヶ根市）によりスタートする。

自宅で揚げ物などに使う食用油だが、その使用済み油の回収はあまり進んでいない。このプロジェクトでは、イナックが家庭や学校給食などで使われた廃食油を回収し、サンポーが通常の軽油に同燃料を5%混ぜ「バイオディーゼル燃料混合軽油（B5軽油）」として販売する。廃食油を精製したバイオディーゼル燃料は、燃焼による二酸化炭素（CO2）の排出量を実質ゼロと算定できるという。

ヤマウラ

本社所在地：長野県駒ヶ根市北町22番1号
TEL：0265-81-6010（代）
事業内容：
【建設事業】
建築・土木の企画・設計・施工、開発事業、住宅、マンション、不動産取引・管理、医療・福祉事業、店舗開発
【エンジニアリング事業】
自動制御・情報通信システム、環境・エネルギーシステム、鋼構造・橋梁・機械システムの企画・設計・製作・工事
【開発事業】
不動産の売買、賃貸ならびに宅地開発、分譲マンション事業等
Webサイト：https://yamaura.co.jp