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ミネベアミツミ 軽井沢に機械加工品特化の研究開発拠点を稼働

自社製部品が使われた製品などを紹介するショールーム 信濃毎日新聞より画像転載

ミネベアミツミ株式会社(北佐久郡御代田町)は、主力のボールベアリングや航空機用部品など機械加工品の技術に特化した研究開発拠点「軽井沢本社テクノロジーセンター」を、軽井沢工場(長野県御代田町)内に稼働させた。

技術開発や人材育成で中核的な「マザー(母)工場」と位置付ける同工場敷地に、地上7階、延べ約9千平方メートルのビルを新設。投資額は50億円。

同工場の技術部門を集約し、新技術の創出や、部品精度、加工技術の工場を図る。ベアリングに不可欠な潤滑剤の開発などにも取り組み、試験設備も導入した。同社の生産はタイや中国などの海外拠点が主力だが、テクノロジーセンターで高めた技術力などを海外展開する。

同社の2022年3月期の連結売上高は前期比13.7%増の1兆1241億4千万円で、ベアリングなどの機械加工品は12.7%増の1774億7千万円だった。

テクノロジーセンター1階には、同社ベアリングなどが採用された製品などを紹介するショールームも開設。問い合わせ先:同工場(電話0267-32-2200)

参考・引用:信濃毎日新聞2022年7月22日 経済信州発

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