長野労働局は1日、2023年度の障害者就職件数は2413件だったと発表した。(県内14ヶ所の公共職業安定所調べ)前年度比で4.5%増え、過去最多を更新。同局職業対策課は「民間企業の障害者の法定雇用率が引き上げられたのに加え、職安のサポートも充実して年々採用数が増えてきている」と分析。
新規求職の申し込み件数も10.8%増の5188件で過去最多。就職率は46.5%で、前年度を2.8ポイント下回った。
就職件数の障害別は、身体障害者が19.4%増の449件、知的障害者が0.5%減の402件、精神障害者が4.8%増の1474件、その他の障害が88件だった。就職先の産業別は医療・福祉業が741件、職業別は「運搬・清掃・包装等」が583件でそれぞれ最多だった。
参考・引用:信濃毎日新聞(2024/07/02)