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サントリー天然水 細身ボトルで生産性向上と物流の2024年問題へ対応

サントリー食品インターナショナルより転載 天然水北アルプス信濃の森工場

サントリー食品インターナショナル株式会社(以下、サントリーBF)は大町市にある「サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場」(以下、信濃の森工場)にて、ミネラルウオーターの新しい生産ラインを立ち上げ、5月から稼働している。新ライン稼働により工場全体で年間1500万ケースだった生産能力を最大3300万ケースまで引き上げ、さらなる安定供給の実現を図る。

物流の2024年問題へ対応

信濃の森工場の主力「サントリー天然水」は、1リットルの中型ボトルの形状を細身に変え、輸送効率の向上と消費者の嗜好の変化への対応を図った。直径90ミリメートルの円筒型だった形状を横・奥行きともに72ミリメートルの角型にしたことで箱に入れた際の隙間が小さくなり、1パレットあたりの積載数が50箱から60箱に増え、輸送効率が1割程度高まった。

サントリー食品インターナショナルより転載

また、ペットボトルの原料となる「プリフォーム」の一時保管施設の場所を、フォームの生産を行う白州工場と信濃の森工場の輸送路上に位置する長野県安曇野市内に確保したことで、フォームの輸送距離が短くなりドライバー確保などがしやすくなる。

サントリーホールディングス株式会社

1899年創業、ぶどう酒の製造販売を始めたところからサントリーの歴史は始まる。グループ会社は国内外に270社あり、その食品事業の関連企業の一角として「サントリー食品インターナショナル」がある。

  • 天然水北アルプス信濃の森工場 〒398-0004 長野県大町市常盤8071‐1

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