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長野県の経済動向〔2022年3月4日〕

今月の県内経済総括

長野県経済は、一部に弱い動きがみられるなか、持ち直しの動きが一服している。

財務省関東財務局長野財務事務所

最終需要の動向をみると、設備投資は堅調に推移している。また、個人消費は持ち直しつつあるものの、サービス消費に弱い動きがみられている。住宅投資は持ち直している。公共投資は水準を切り下げて推移している。この間、生産は一部に供給制約の影響を受けつつも、緩やかに増加している。雇用・所得は持ち直しつつある。

   グラフ 長野銀行発行「地域経済概況」NO.610より転載
住宅投資前持ち直している
設備投資堅調に推移している
21年度は前年度を上回る計画となっている。
個人消費 持ち直しつつあるものの、サービス消費に弱い動きがみられている
県内大型小売店(百貨店、スーパー)売上高(当店調べ<店舗調整前>)は、一部に弱めの動きがみられるものの、全体としては持ち直しの動きが続いている。家電販売額は、持ち直しつつある。新車登録台数は、供給制約の影響を受けて弱い動きとなっている。サービス消費は、弱い動きとなっている。
生産半導体関連・電子部品等は、一部に供給制約の影響を受けつつも、緩やかに増加している
自動車関連は持ち直している。
機械・同関連部品等では、半導体関連や自動車関連の需要増加等を受け、工作機械が回復している。供給制約の影響を受け、計器の増加および成形機の持ち直しが一服している。
バルブは持ち直している。
飲料は持ち直しつつある。
雇用・所得 持ち直しつつある
有効求人倍率は、持ち直しの動きが一服している。雇用者所得は、持ち直しつつある。就業者数の動きは、弱い状況が続いている。
物価消費者物価指数(除く生鮮食品)をみると、22/1月は前年を上回っている。
貸出金 法人向けや個人向けの増加を主因に、前年比で1%台のプラスとなっている。
預金 個人預金の増加を主因に、前年比で3%台のプラスとなっている。

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