株式会社デリシア(長野県松本市、以下「デリシア」)と長野県は、持続可能な社会の実現を目指し、人・社会、環境、地域等に配慮した思いやりのある消費行動である「エシカル消費」を推進するために、連携協定を締結したと発表した。
目次
エシカル(倫理的)消費とは
エシカル(倫理的)消費とは、持続可能性の観点から消費者一人ひとりが社会的課題の解決を意識し、これらの課題に向き合う企業への支援を行い消費活動を行うことを指す。
長野県においては上述の要素に加え、健康長寿県として「健康」にも配慮した、「長野県版エシカル消費」を推進している。例えば消費者目線では「福祉作業所でつくられた製品を購入する」「地元生産や被災地生産の食品を購入する」などが挙げられる。健康面では「塩分を控えた野菜多めの食事」「健康診断・人間ドックの受診」などが推奨されている。
人や社会・地球環境・地域に配慮した消費行動をとることで、持続可能な開発目標(SDGs)の12番目「つくる責任 つかう責任」の達成に繋がることが期待されている。
連携事項について
主な連携事項については以下のとおりである。
(1)エシカル消費の普及・啓発に関すること
(2)エシカル消費の実践につながる取組に関すること
(3)その他、本協定の目的を達成するために必要な事項に関すること
県と企業が連携してのエシカル消費に関する取り組みは今回が初であり、県のキャラクターであるアルクマを用いた周知・広報などが行われる予定である。
地産地消の推進や消費者個人の意識変容など、今後の展開に期待がかかる。
株式会社デリシア
HP:https://www.delicia-web.co.jp/
参考・引用:https://www.nagano-shohi.net/ethical/
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/public_awareness/ethical/about/