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はたらクリエイトが「グレートカンパニーアワード2022」で「社会貢献賞」を受賞

上田市にあるオンラインでのオフィス業務代行などを行う株式会社はたらクリエイトが、船井総合研究所(大阪府)主催の「グレートカンパニーアワード2022」で「社会貢献賞」を受賞した。勤務時間に制約ある子育て中の母親らを積極的に採用し、柔軟な雇用形態を整えるなど、「働きたいけど働けない人材を活かした地域社会への貢献」と「ビジネスとしての収益性」を両立させている点が評価された。

授賞式は5月17日船井総研(東京本社)にて開催。アワードは今年で13回目。今回は全国約9千社を対象に、独自のビジネスモデル構築や持続的な成長性などを審査し、計6社が受賞した。

はたらクリエイト「社会貢献賞」受賞理由

同社は「“働きたいけど働けない”人材を活かし地域社会に貢献する企業」として、採用の対象を「未経験者、働く時間に制限がある地域の人」を中心にしています。従業員の 95.9%が女性、84.6%が小学生以下の子どもを育てており、同社は託児所の運営、ライフステージに合わせて選べる雇用形態などの「安心して働ける環境」を整備。「タスクと進捗の常時可視化」で、子どもの発熱など急なトラブルの際はチーム、組織で対応する形を整えています。

同社は「環境や属性を理由に仕事を楽しむことを諦めなくていいように」と2015年に託児所付きオフィスを開設。補助金などを活用して従業員と業務委託契約し、近隣企業から難度の低い業務を受注していましたが、「持続可能な形にするためには収益を上げていくべき」と、2017年に一般社団法人から株式会社へ会社形態を変更しました。従業員も雇用に変え、首都圏の中堅·大手企業を対象に付加価値の高いオフィス業務を代行し、ビジネスとして価値を出す形に変えました。

株式会社化後の年平均成長率は約16%で、顧客満足度は高く、契約更新率が約96%と、ほぼすべてのクライアントが継続利用しています。宮下一郎内閣府副大臣(当時)などこれまでに 40以上の視察を受け入れているほか、厚生労働省「グッドキャリア企業アワード 2020」イノベーション賞(厚生労働省人材開発統括官表彰)など数多くの受賞をしています。

社会課題の解決と収益を両立させる同社に、『社会貢献賞』をお贈りします。

(船井総研プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000054075.html

グレートカンパニーアワードとは

「グレートカンパニーアワード」は社会性・教育性・収益性・成長性・環境性を兼ね備えた企業を賞賛するとともに、企業の社会的意義を広めるため株式会社船井総合研究所が開催するアワード。さまざまな業界で活躍する企業の中から、特に優れた企業が表彰される。
(特設サイト:https://gca.funaisoken.co.jp/

■審査要件
・船井総合研究所『経営品質診断』の受診
・財務諸表(直近2カ年分)の提出

参考・引用:信濃毎日新聞2022年4月5日経済信州発 

『船井総合研究所 グレートカンパニーアワード2022』特設ウェブサイト(https://gca.funaisoken.co.jp/

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