テレビや雑誌ですっかりおなじみになったグランピングだが、これはGlamorous(グラマラス=魅惑的な)とCamping(キャンピング)を掛け合わせた造語。キャンプには興味あるがテントの設営や食事の準備はやや面倒な人や、快適さとお洒落さを求めつつアウトドアを楽しみたい人を中心によりここ数年ニーズが高まっている。
全国に広がりを見せるグランピングだが、この冬一風変わったグランピング施設が長野に誕生した。株式会社白馬樅(もみ)の木ホテル(長野県北安曇郡白馬村)が21日、ホテル敷地に併設した雪上ドームテントグランピングだ。ドームテントは直径6mと広い空間で、高い防寒性を備える。内部では空調設備やWi-Fiのほか、ソファベッド、ローテーブル、ネット対応テレビ、エスプレッソマシーンといった、ホテルの客室ルーム並みの設備が提供される。また食事は、チーズフォンデュやホットワインなどのメニューが提供され、ドームテントで楽しめる。悪天候やドームテント泊が不安なときは、客室に宿泊できるというので、寒がりさんも安心だ。
グランピングを楽しみながら、併設されたホテルの客室や温泉、ワーケーション施設なども利用できるこの宿泊プランは2022年1月7日から販売を開始。料金は、ドームテント内での宿泊と食事を含めた1泊2食付きのプランで、1人2万4000円から。ドームテント内での食事だけのプラン「Premium Cheese Fondue Dinner」は6000円。アウトドアも快適さも両方ほしい欲張りさんにはきっと満足できるプランだ。
引用・参考:2021年12月25日(土)信濃毎日新聞 信州経済発、白馬樅の木ホテルサイト