マルコメ、ベストセラー商品「料亭の味」が初の「みそJAS」認証を取得

国内初、「みそJAS」認証

マルコメ株式会社（長野県長野市、以下マルコメ）は、自社の長年のベストセラー商品「料亭の味」が7月22日（水）みそのJAS認証取得第1号となった。

2022年3月31日に制定されたみそのJAS認証は、日本のみその海外市場における競争力の強化及び海外への輸出拡大に寄与し、みそを模した海外製品との差別化を目的とするものである。その背景には海外市場において、みそを模した海外製品や他国の製品が日本のみそと混在して販売されており、安価な海外製品との競争を強いられている点にある。

これまで国内のみそは様々な原料や製法において非常に多様性が強く、品質の標準化が難しい状況にあった。しかしみそJASにおいては生産時に使用するこうじ菌を「Aspergillus oryzae（アスペルギルス・オリゼー）」に限定し、こうじは「ばらこうじ」または「豆こうじ」で生産するこで規格化を行っている。

今回認証の行われた「料亭の味」は当企業において40年以上にわたるベストセラー商品であり、2022年10月より期間限定で出荷する復刻デザインからJASマークが表示される予定だ。