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キッセイ薬品工業、抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎治療薬「タブネオス®カプセル10mg」を発売

キッセイ薬品工業株式会社(長野県松本市、以下「キッセイ薬品」)は、選択的C5a受容体拮抗薬「タブネオス®カプセル10mg」(一般名:アバコパン、以下「本剤」)を6月7日に新発売すると発表した。本剤は、抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎に分類される顕微鏡的多発血管炎(MPA)、多発血管炎性肉芽腫症(GPA)に対し、C5a受容体拮抗作用により治療効果を発揮する、ファーストインクラスの経口剤とされている。

キッセイ薬品 公式Webサイトプレスリリースより抜粋

目次

顕微鏡的多発血管炎(MPA)、多発血管炎性肉芽腫症(GPA)とは

顕微鏡的多発血管炎(MPA)、多発血管炎性肉芽腫症(GPA)はそれぞれANCA関連血管炎に分類され、厚生労働省により両疾患とも指定難病とされている。
MPAについては過剰な自己免疫反応による異常が背景に発症すると考えられており、症状としては発熱、体重減少、易疲労などの全身症状とともに、腎臓や呼吸器系への障害が出現する。
GPAについては最近への感染や免疫系の異常を背景に発症すると考えられており、症状としては発熱、体重減少などの全身症状とともに、MPA同様に腎臓や呼吸器系への障害が出現する。
両疾患とも寛解導入及び寛解維持を治療目的としており、内服薬の投与を通じての早期の炎症抑制や、臓器障害の一因となり死亡リスクを高める再燃を防止又は軽減することが重要とされている。

「タブネオス®カプセル10mg」の発売について

「タブネオス®カプセル10mg」は、ケモセントリクス社により創製された、腎領域等における希少疾病治療薬である。経口投与可能な低分子化合物で、好中球をはじめとする白血球などに存在するC5a受容体に拮抗し、白血球の遊走及び接着分子の発現誘導を妨げることで、治療効果を発揮するとされている。

また本剤はファーストインクラスの経口剤として位置づけられており、今回の発売を通じてこれまでの治療の選択肢が更に拡充されたものと言える。

キッセイ薬品工業株式会社

HP:キッセイ薬品工業株式会社 (kissei.co.jp)

プレスリリース:https://www.kissei.co.jp/news/2022/20220606-4416.html

参考・引用

https://www.nanbyou.or.jp/entry/245
https://www.nanbyou.or.jp/entry/4012

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