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シナノケンシの医療機器用小型高圧ブロア「Medtecイノベーション大賞」で優秀賞受賞 

シナノケンシ公式サイトから転載

国内企業による新たな革新的医療機器を表彰する「Medtec Japan(メドテック ジャパン)が4月 17日(水)に開幕し、シナノケンシ株式会社(長野県上田市)の医療機器向けブロワ(送風ファン)が、「Medtec(メドテック)イノベーション大賞」の優秀賞を受賞した。

このブロワは睡眠時無呼吸症候群の治療で使用されるCPAP機器への搭載を想定し開発された製品で、患者の睡眠を妨げない静音性や握りこぶしほどの大きさでありながら50,000 回転 /分とブロワを高速回転することで高圧力を実現している。

目次

CPAP機器とは?

睡眠中に装着し、気道が塞がらないようにして無呼吸やいびきの治療を行うもの。機械で圧力をかけた空気をホースやマスクを介して鼻から気道に送り込み、気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する。

在宅で使用し続けられるCPAP機器の実現

睡眠時無呼吸症候群は、血液中の酸素が欠乏することによって心臓、脳、血管に負担がかかり、脳卒中、狭心症、心筋梗塞、日中の倦怠感や集中力の低下を引き起こす病気である。

CPAP治療を続けることで、自動車事故の発生は72%減少し、心筋梗塞などによる死亡率も健康な人と同等になることがわかっている。日本では治療の継続率が65~90%と低いため、「静音化」や「小型化」を追求し、在宅で使用し続けられるCPAP機器が求められている。

Medtec Japan

今回で15回目を迎えた「Medtec Japan」は、11ヵ国・地域からの海外企業 76社を含む、454 社が出展。

医療機器業界のサプライヤー、国内外の医療機器メーカー開発・研究関係者など多くの方々が来場する。

受賞製品は世界 に誇れる日本発の革新的な医療機器や部材・部品、加工技術・製造装置等の製品として、国内外に広く伝えられる。

公式サイト

シナノケンシ公式サイト https://jp.aspina-group.com/ja/

プレスリリース https://jp.aspina-group.com/ja/news/pdf/pdf-release-2024041701-01.pdf/

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