世界的なワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」(IWC)で、日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」に湯川酒造店(木曽郡木祖村)の「十六代九郎右衛門 純米吟醸 美山錦」が選ばれた。
湯川酒造店のこだわりは、2014年に始めた伝統的な「生酛造り」での醸造。空気中の微生物(主に乳酸菌)を取り入れて酵母を育てる製法。湯川社長は「方向性が間違っていなかったと確信できた。今後もぶれずに追求していきたい。」とした。
主催者によると、IWC日本酒部門は今年で17回目。国内外の432蔵、1601銘柄が出品された。長野県内では他に、吟醸酒の大雪渓酒造(北安曇郡池田町)の「大雪渓 アルプス吟醸」が、大吟醸酒で小野酒造店(上伊那郡辰野町)の「夜明け前 大吟醸」が各部門の最高位「トロフィー」を受賞。
参考・引用:信濃毎日新聞(2023/7/6付)・湯川酒造店公式サイト