日本スキー場開発グループの栂池ゴンドラリフト株式会社(長野県小谷村)が運営する「つがいけマウンテンリゾート」は、国内外から多くのスキーヤーやスノーボーダーが訪れる人気リゾートだ。
特に、非圧雪エリア「TSUGAPOW DBD(Tsugaike Powder Double Black Diamond)」は、圧雪されていない自然の地形をそのまま滑走できる点が最大の魅力。森林を抜けるルートや急斜面、深いパウダーなど、上級者向けの極上パウダーエリアとして注目を集めている。

このエリアでは、安全管理の強化を目的に事前講習を導入。自然地形のリスクや安全対策について学び、受講者には認定証が発行される。無断で場外へ出る利用者が増えたことを受け、「規制」ではなく「理解」の促進を目的に2016年から開始された。
「TSUGAPOW DBD」は、事前講習の受講者のみがエントリーできる仕組みを採用し、安全性と快適な滑走環境を両立。2016年の開始当初は602名だった受講者数は、今シーズンは過去最高の9,893名に達した。
日本国内で正式にDBDシステムを導入しているのは栂池マウンテンリゾートのみで、講習のみの受講も可能となっている。

つがいけロープウェイ
「つがいけロープウェイ」は3月6日(木)から早春運行を開始。標高1,800m地点まで一気に駆け上がり、北アルプスの絶景と銀世界が広がる特別な体験が楽しめる。
厳しい寒さが和らぎつつも積雪が豊富なこの時期に、バックカントリーやスノーシューなど春ならではのスノーアクティビティが体験可能。さらに、迫力満点の高さ6mの「つがいけスノーウォール」も人気の観光スポットとして注目されている。

つがいけマウンテンリゾート公式サイトhttps://www.tsugaike.gr.jp