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夏目光学 透明部品を用いた可視化実験用モデルの製造サービスを開始

半導体製造装置や航空宇宙開発などの最先端分野に必要な高精度光学素子を手掛ける夏目光学株式会社(飯田市)は、透明部品を用いた可視化実験用モデルの製造サービスを開始した。

これにより、自動車エンジンや精密機械部品の内部構造をリアルタイムで可視化でき、研究開発の精度を大幅に向上させることが期待される。特に、研究者が抱える内部機構の動的観察や評価プロセスの効率化が進み、製品開発のスピードアップが見込まれている。

光学研磨にて製作された透明エンジンシリンダ

製品サービスの特徴

高精度・高強度の透明素材を使用
高耐久性ガラス、透明セラミック、サファイアなど、透明性と強度を兼ね備えた特殊素材を採用。これにより、衝撃や摩耗に強く、長期的な使用が可能な部品を提供し、高圧環境下でも実験を行える環境を実現する。

光学設計技術による高精度撮像
独自の補正光学系設計技術により、透明部品内での光の屈折を最小限に抑え、観察対象の精密な撮像が可能。これにより、従来見えにくかった内部構造も鮮明に観察でき、実験データの精度と効率が向上する。

徹底した品質管理とアフターサポート
出荷前には全数検査を実施し、万が一破損が発生した際には原因究明を全面的にサポート。また、実験が継続的かつスムーズに進行できるよう、充実したサポート体制を整え、研究開発プロセスの向上を支援。

「InterOpto2024 -光とレーザーの科学技術フェア-」

本内容は、パシフィコ横浜で開催される「InterOpto2024 -光とレーザーの科学技術フェア-」の可視化技術フェアにて展示予定となっている。

  • 会期:2024年10月29日(火)~31日(木)
  • 会場:パシフィコ横浜 展示ホールC
  • 当社ブース:C-20、D-16

●夏目光学公式サイト https://www.natsume-optics.co.jp

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