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超小型EV技術研究組合(略称:METAx)の車両概要が公開

都築製作所公式ウェブサイト おしらせより転載

超小型EV技術研究組合(Micro EV Technology research Association: METAx)がコンセプトカーが10月28日より開催されるジャパンモビリティーショーにて展示されることとなった。

  1. クロスケ
    黒いボディは塗装なし樹脂そのままの外板パネルに覆われている。名前の由来はまっくろくろすけ(ススワタリ)のようにたくさんのクロスケが荷物を運ぶことで皆さんのお役にたてることができるようにという想いが込められている。
  2. 軽自動車より小さなXK
    バイクより大きくて、軽バンより小さい、ミニカーサイズの車。小規模配送等での運用を想定したバイクとクルマの間を埋める、超小型 EV コンセプトカーMUV (Micro Utility Vehicle)
  3. 三輪バイクと軽バンとの違い
三輪バイククロスケ軽バン
免許原付普通自動車普通自動車
積載量1名+30kg1名+90kg2名+350kg
最高速度30km/h60km/h120km/h
車検不要不要必要

目次

技術研究組合(CIP制度)

CIP(Collaborative Innovation Partnership: 技術研究組合)は、複数の企業、大学、独法等が協同して試験研究を行うことにより、単独では解決出来ない課題を克服し、技術の実用化を図るために、主務大臣の認可により設立される法人を指す。

経済産業省公式ウェブサイト CIP制度について

METAxについて

経済産業省の認可を受け、2022年10月11日に設立。

カーボンニュートラル社会実現のために求められている『車両の電動化』に加え、今後需要の増加が見込まれる、『ラストワンマイル*の配送やデリバリーサービスにおける新たなソリューション』として、3 輪バイクより大きな積載量を持ち、軽バンより短距離移動に重点をおいた軽自動車未満の手軽な超小型EVを開発することで、EVの更なる普及に向けた選択肢の多様化に貢献し、2025年頃の量産を目指す。

*ラストワンマイル:モノ・サービスが物流サービスの利用者に到達するまでの最後の一区間のこと。例えば、集配センター〜自宅の区間など。

METAx組合員(五十音順)

  • 株式会社エイチワン(埼玉県さいたま市)
    国内外自動車メーカー向け自動車骨格部品の製造で培った製品設計・車体性能解析・製造・試作技術を持つ。
  • 株式会社都築製作所(長野県坂城町)
    大手自動車メーカー向けステアリングシステム部品の製造や大手建設機メーカー向け油圧制御バルブの製造で培った高い生産技術・性能試験ノウハウを持つ。
  • ブルースカイテクノロジー株式会社(神奈川県厚木市)
    電動車両開発ノウハウを活かし、電動車両開発に関するコンサルティング業を行う。
  • 株式会社山田製作所(群馬県伊勢崎市)
    大手自動車メーカー向けオイルランプ、ステアリング部品等の製造で培った高い機能部品の設計・開発技術を持つ。

METAx公式ウェブサイト

https://metax.or.jp

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