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VAIO 温室効果ガス削減プロジェクト実施 

今回の取り組みを実施した水田 VAIO公式サイトより転載

VAIO株式会社(長野県安曇野市)は、環境経営推進の一環として、安曇野市新田の水田中干し期間延長による温室効果ガス削減プロジェクトを開始した。

水稲栽培による中干し期間の延長は、温室効果ガスの排出削減量を国が認証し売買可能な『J-クレジット制度』において、新たな方法論として承認されている。今回、長野県初の取り組みとして、実験的に実施。長野県・安曇野市の農家や農事組合法人新田安曇野生産組合の協力の元、2023年7月から8月水田での中干し期間を延長。J-クレジットの申請はGreen Carbon株式会社を通じて行う予定となっている。

中干しとは

田んぼの水を抜いて、土にヒビが入るまで乾かす作業のこと。開始時期は田植えから約1ヶ月後、または出穂の約1ヶ月前が目安。期間は概ね5〜7日間。中干しを実施することで、過剰な分げつを防止し、成長を制御することができる。

 中干しの様子 VAIO公式サイトより転載

今回、直近2ヵ年以上の実施日数の平均より中干し期間を7日間延長。実施面積は約18ha。実施農家数は54件。同社は今年度の結果を踏まえた上で、来年度以降、規模を拡大して実施することを見据えている。

VAIO株式会社

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