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サ道で話題!ひるがみの森、源泉の湯を活用したサウナテントを設置

ひるがみ温泉に設置されたテントサウナ 同社ホームページより転載

1950年代にサウナが日本に登場してから日本文化に普及を続け、ここ数年は空前のサウナブーム到来!若者を中心にサウナー(サウナ愛好家)の数が増えており、サウナ専門店の数とともにサウナグッズや書籍も多く販売されている。

その流行に着目し誘客を目指した温泉旅館がある。長野県の昼神温泉にある旅館「ひるがみの森」(下伊那郡阿智村)は、源泉の湯を活用してテント内を高温に保つテントサウナを敷地内に設けた。サウナ発祥の地であるフィンランドのサウナ入浴方法で、ストーブの上で暖められたサウナストーンに、源泉温泉水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」を取り入れたスタイルだ。

テントサウナは、最大5人利用できる貸切用1張り、最大12人が利用できる共用の1 張りを設置。使用料は中学生以上1人税込2500円(土日祝日など:3千円)。サウナ着のレンタルは別途500円。貸切りテントは1万円(土日祝など:1万2千円)。宿泊客は4千円の割引がある。

今月の1日から営業を開始したが、県内を中心に20から40代の女性同士やカップルから予約が入っているという。ひるがみの森運営会社の岡田拓也社長は「地域の事業者が皆で生き残るために、お客さんを共有し、売り上げも分配する仕組みづくりがしたい」としている。南信州の大自然の中で外気浴とサウナ浴を満喫し、心と体が「ととのう」をぜひ一度体験してみてはいかが。

引用参考:信濃毎日新聞2021年12月7日(金)経済信州発、ひるがみの森ホームページ

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