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県信用組合「健康経営」サポート 将来の取引のきっかけ作りも視野に

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長野県信用組合(長野市)は、県内の企業とのつながりを深める試みで、従業員の健康管理に気を配る「健康経営」を進める企業を支援する。県信組の職員向けに実践している減量プログラムを紹介したり、専門機関に仲介したりする。

 県信組は本年度、健康経営宣言を制定し、「元気よく働ける金融機関日本一」を目標に掲げている。実践の一環として、佐久市立国保浅間総合病院の医師らが2020年に設立した(一社)「日本NASH(ナッシュ)研究所」(佐久市)と連携。健康に懸念のある職員らを対象としたプログラムを開始。

 同プログラムには職員10人が参加し、同研究所の医師のアドバイスに従い食事改善に取り組んだ。毎回の食事の記録をSNSで共有するなどし減量に成功。10月からは別の10人がプログラム参加している。

 今後は、こうしたプログラムを通じて得たノウハウを他社に無償で提供していく。「関心があれば、営業担当者に話題を振ってみてほしい」(人事部)とする。

参考・引用:信濃毎日新聞(2023/11/3)経済信州発

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