県内の女性の管理職比率が2022年に16.1％となり、県が「第5次県男女共同参画計画」（21～25年度）で定めた中間目標の15％を超える形となった。
22年の国の調査において、公共団体や法人を対象にした女性管理職の割合で、長野県は都道府県別では20位。前回17年の調査は8.4％の最下位で、20年の国勢調査でも12.7％の最下位だった。県は、県内企業向けに女性登用を促すセミナーを開くなどしており、成果が出始めたとみている。25年度の目標値30%の達成に向け、企業への啓発活動などを続けるとしている。
一方で世界に目を向けると、諸外国の女性活躍推進の速度は速く、日本は先進国の中でもとりわけ大きく遅れており、取り組みを進めていく必要がある。
参考・引用：信濃毎日新聞(2023/9/1)・厚生労働省「第５次男女共同参画基本計画」
