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「5Gラボ」県工業技術総合センターに開所 次世代電子部品開発を支援

次世代高速通信モジュール評価試験拠点(通称:5Gラボ)

長野県は令和4年4月に工業技術総合センター精密・電子・航空技術部門(岡谷市)敷地内に、「次世代高速通信モジュール評価試験拠点(5Gラボ)」を開設。次世代電子機器をターゲットに同センターの機能を強化。電子材料評価、配線技術、モジュール性能評価など幅広い要素技術で、次世代通信向け電子部品など県内ものづくり産業を支援する。

新設された「次世代高速通信モジュール評価試験拠点」は、次世代高速通信モジュールの材料開発から性能評価までを支援する拠点。鉄骨造り1階建494平方メートルに試験研究室5室を設け、太陽光発電と蓄電設備によるZEB仕様となっている。既存棟は試作に向けた研究開発を行う先行的研究ゾーンとして改修された。当事業には国の地方創生拠点整備交付金を充当。

この拠点施設を活用した県の目指す方向として「電子部品産業集積地から、次世代電子機器開発の聖地へ」が示されている。また今後スマート農業や防災監視システムなどの可能性にも期待される。

参考・引用:長野県商工新聞(2024/1/8) 長野県工業技術総合センターサイト

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