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県内企業の約7割が「リーダー人材不足」を実感 ~帝国データバンク調査より~

帝国データバンク長野支店が実施した最新の意識調査で、県内企業の多くが管理職以上の「リーダー人材」の不足を実感していることが分かった。調査対象となった企業のうち、69.5%が「リーダー人材が不足している」と回答し、全国平均(67.8%)を上回る結果となった。

この調査は、正社員の人手不足や人材育成の難しさが課題となっている背景を受け、初めて実施された。「不足を感じていない」と答えた企業は20.7%にとどまり、「分からない」と回答した企業は9.8%だった。

リーダー人材の育成における課題について複数回答で尋ねたところ、最も多かったのは「リーダー職への意欲の低さ」(66.5%)であり、「リーダーシップの不足」(58.4%)、「部下を育てる力の不足」(54.1%)が続いた。

帝国データバンクは、リーダー職のやりがいや存在意義、魅力を伝えることで、従業員の意欲を高めていく必要があると指摘している。

調査は2025年2月14日から28日にかけて県内の594社を対象に行い、266社(回答率44.8%)から回答を得た。

参考・引用:信濃毎日新聞デジタル(2025/4/17)


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