住宅建築の松代建設工業株式会社(長野市)は、施工した住宅の出来栄えを競う「LIXILメンバーズコンテスト2023」リフォーム部門で、最高賞のグランプリを受賞した。評価された点は低コストで既存の日本家屋の趣きとリフォームで表現したモダンデザインとの調和。
リフォームしたのは長野市内の築50年以上の木造平屋。2019年の台風19号で床上浸水の被害を受けた。施工主から同社に「モダンで現代の生活に馴染む形に改修してほしい」との依頼があった。
松代建設工業の担当者は「古く、被災した住宅でも、住みやすい形に生まれ変われることが評価されてうれしい」と話した。
コンテストは、住宅設備機器のLIXIL(東京)が主催。22年7月1日から23年6月30日に引き渡しを終えた物件が対象。リフォーム部門への応募は893点あった。
参考・引用:信濃毎日新聞(2024/2/21)